こまの読書メモ

読書メモです。本を読んで、素敵な人間になりたい。

新しい道徳 by北野武

最近、離婚が大きな話題となった、「天才たけし」さんが思う道徳論。

刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。

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・日本は、無宗教な人が多いから、道徳に説得力がない。

 →家族で教会に通うような国では、学校での道徳教育は不要。

・支配者にとって、宗教は民衆を支配するための道具だった。

 

・リタイヤしてから趣味を探そうとしても遅い。

・日本人の曖昧さは、四季があるからという説がある。

 →春夏秋冬で生活が変化するから、心持ちも、考えも変わる。

 

・「メメント・モリラテン語で「死を忘れるな」という意味。

 →人は、いつか必ず死ぬ。その「いつか」は、明日かもしれない。

 

二宮金次郎銅像になるが、歩きスマホは怒られる。

・道徳がどうのこうのと言う人間を信用してはいけない。

 

 

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編集後記

確かに「神様の教え」があれば、学校で道徳を教える必要がないかも。日本人の曖昧さは今に始まったことじゃないだね。たけしさんは知識人ですね。