日本人は、なぜ日本のことを知らないのか by竹田恒泰
旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫にあたる著書が解説する日本の歴史
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・日本は、現存する世界最古の国家である
→神武天皇の即位が我が国の建国で、紀元前660年のこと。
→考古学的には反論があるが、3世紀前期の古墳が確認されている。
→大和朝廷の成立から1800年は経過していて、世界最古であることは確定。
・2番目に古いのはデンマーク、3番目はイギリス
→アメリカの建国は1776年。フランスは1789年。中国は1949年
・日本最古の歴史書は、天武天皇が編纂した「日本書紀」と「古事記」
→日本書紀は、国外向けの正史。建国についても記載。
→古事記は、国内向けで文学的要素が強い。
・日本社会は、日本書紀や神道、もしくは天皇を基礎として作られている。
→欧米社会が「聖書」、イスラム社会が「コーラン」を基礎としているのと同様
→共産主義は、神仏を認めないため、宗教や聖典に依拠した祝日がない。
→このとき聖徳太子が「摂政」に就任し、天皇の代わりに政治を執り行う。
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編集後記
平成が終わり、令和の時代に。日本の歴史、天皇のことを勉強するいい機会だと思う。まだまだ知らないことが多い。女性の天皇でもよいのでは?という疑問も。これからも勉強していこう。