こまの読書メモ

読書メモです。本を読んで、素敵な人間になりたい。

人は見た目が9割 by竹内一郎

劇作、漫画原作、舞台演出を手掛ける著者が教える「非言語コミュニケーション」入門。2006年のベストセラー新書。

刺激をいただいた言葉は、次のとおり。

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・他人から受け取る情報のうち、話す言葉の内容は、7%しかない。

 →顔の表情:55%、声の質・テンポ:38%、言葉の内容:7%

 

・足先が相手を向いていない場合、好意を示していない。

 →リラックスすると足を組む。正座から胡坐に変わる。

・自信のあるリーダーは、部下の席まで行く。

 →自信がないひとは、縄張りのなかに居たがる。

 

・前髪を垂らすと若く見え、上げると大人びて見える。

 →ジャニーズ系男子は、前髪を垂らし、可愛らしさを演出している。

・「お互いに語らず、察する」のが日本流。だから演説技術が未熟。

 →「相手に分からせ、自分を通す」のが欧米流。他民族国家との違い。

 

・黒い荷物は重く見える。青や緑だと軽く見える。

・制服や役柄、メイクで人格が変わる、自信がわく。

 →制服効果(警官と囚人)、ドラマ療法(精神分析)、ガン黒メイク

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編集後記

見た目の重要性が分かった。出来るだけ、「にこやかに」「品行方正」な姿を心がけたい。しかし、この本はタイトルが秀逸ですね。「本はタイトルが9割」と言っても過言ではないかも。