脳がよみがえる断食力 by山田豊文
究極の体質改善法として多くの著名人やアスリートにも指導をする、ファスティングの第一人者が教える断食指南書。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・断食は、身体に溜まった毒素を出し、脳を活性化させる効果がある。
→身体が軽くなる、五感が鋭くなる効果もある。
→落合、稲尾らアスリート多く実践。(カールルイスは菜食主義者らしい)
→「カネミ油症事件」でも断食が治療効果が認められた。
・そもそも現代人は、食べ過ぎている。
→朝食を食べるなら、起床から1時間後、中華がゆなど消化の良いものを。
・消化には、多大なエネルギーがかかる。内臓の負担となる。
→疲れたから「焼肉」は逆効果
→ケガをした動物は食べずに、静かにじっと回復を待つ。
・マーガリンは、食べられるプラスティック。
→トランス脂肪は、自然界に存在しない。消化が困難な食品。
・世界三大宗教でも断食は実践されている。
→キリスト教、イスラム教、仏教のほかにも、ユダヤ教でも実践されている。
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編集後記
プチ断食などもブームになっていたけど、飲食大好き人間には辛い。辛すぎる。アルコールもコーヒーも抜くなんて・・・。やっぱり相当ストイックな生活をしないと、一流にはなれないね(笑)
エグゼクティブ秘書の「気配り」メモ by佐藤直子
日産自動車で20年以上のキャリアを持つ、エグゼクティブ秘書が教える気配りのコツ。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・姿勢や歩き方を意識する。
→男性は肩を下げ、肩甲骨を寄せる。⇒胸を張っている印象になる。
・無理に相手と距離をつめなくてもよい。
→接客が上手い人は、無理に距離をつめない。自然に距離がつまるのを待てる人。
・相性の良さは自分で引き出す。
→いかに自分が相手に共感するか。
・うわさ話や悪口ばかりするような人は、信用に値しない。
→秘書(Secretary)の語源は、秘密(Secret)からきている。
・「よい話し手」とは「よい聞き手」である。
→トップビジネスパーソンは、「聞くセンス」が磨かれている。
→誰からも信用され、優良な情報が入ってくる。
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編集後記
「気配り」。出来ていると思っても、抜けているときが多そう。悪口を言わず、歩く姿勢を正し、笑顔で挨拶をする、ステキな人間になりたい。
六法で身につける法律力養成講座
テレビにも出演するベテラン弁護士説く、すべてのビジネスパーソンに必要な「法律力」講座
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・六法とは、①憲法②刑法③民法④商法⑤刑事訴訟法⑥民事訴訟法をさす。
・日本の法律の最高法規は「憲法」であり、三大原則が規定されている。
→個人の権利は、最大限尊重され、他人を害さない限り自由を有する。
→日本では戦後まで「個人の権利」という概念は存在しなかった。
→消防車にひかれても、国立病院での医療ミスも、国は賠償しなかった。
→ヨーロッパでも、領民は領主の所有物とみなされていた。
・刑事訴訟法の最大の理念は、「無罪推定の原則」
→裁判で有罪判決が出るまでは、何びとも「無罪」であるとして取り扱う。
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編集後記
ビジネスもコンプライアンス遵守が当然の世の中。最低限の法律知識は必要ですよね。しかし、推定無罪の原則があるのに、日産のゴーンさんは罪人のように扱われてますね。地元フランスで理解されないのも納得ですね。
心を整える。 by長谷部誠
今もドイツ・ブンデスリーガで活躍する、元日本代表のプロサッカー選手がつづるメンタル術。2011年のベストセラーで、印税を東日本大震災支援に寄付したことでも有名。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・「メンタルを強くする」ではなく、「心を調整する」「調律する」という感覚
→僕にとって心は、ガットや弦のようなもの。メンテナンスする。整える。
・プロ意識を持つ。大事なことに目を向ける。
→田中達也は、皆が飲みに行っても行かない。身体をケアし明日の準備をする。
→カズは自分でご飯に誘っておいて、時間になったら「明日練習だから」と帰る。
→サッカーは外見ではない。キチンとした格好で嫌な気分になる人はいない。
・頑張っている人の姿を目に焼きつける。
→自分が気づかないだけで、日々の生活は、頑張っている人であふれている。
→炎天下、工事現場で働くひと。一生懸命な姿に鼓舞される。
・どんな指導者にも夫々良さがある。それを引き出すのは自分の心構え。
→巡り合せは自分で選べない。他人や外的要因のせい、逃げ道にしない。
・直にして礼なければ即ち抗す(孔子)
→正義感が強すぎて真面目過ぎると、かえって周囲を絞めてしまう。の意。
・レフリーにもリスペクトを忘れずに接する。
→「僕はあなたのために言っている。この試合は全世界に中継されている。世界中の人が見ている。だから公平なジャッジをしてください」
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編集後記
真面目に考え、真摯に取り組むから今の彼がいる。毎日研鑽を積むことの大事さを痛感させられる。・・・言葉では簡単なんだけどねぇ。
ビジネスマンのための「読書力」養成講座 by小宮一慶
多くの著書を上梓している経営コンサルタントが実践する読書技術。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・日本語のふつうの本が読めると、数学でも点数があがる。
→全ての科目、勉強のベースとなるのが、日本語を読み解く力。
・小宮流の5つの読書法
→①速読:情報を探すためだけの読み方(サーチするだけ)
→②通読1:一般的な読書・普通に小説や入門書を読む方法
→③通読2:線を引いたり、考えながら、メモをしながら読む方法
→④熟読:他の本を参照したり、ネットで関連情報を取り込みながら読む方法
→⑤重読(再読):同じ本を繰り返し読むこと。自分の考え方を高める読書
⇒菜根譚、論語の活学(安岡正篤)、道を開く(松下幸之助)など
・専門書が理解できたら、(レベルの高い)入門書を読み直す。
→より理解が深まる。行間の意味を読み解けるようになる。
・書く習慣を持つ(議事録、レポート、日記、ブログetc)
→インプットの質は、アウトプットを伴うことで飛躍的にあがる。
・お勧めの本(抜粋)
→サービスの底力(相澤賢二):ホンダカーズ中央神奈川会長
→ビジョナリーカンパニー2:「グッドは、グレートの敵である」
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編集後記
「商売の原点」「サービスの底力」を今度チェックしてみよう。「菜根譚」や「論語」も手に取ってみたい。読書から読書につながるのって面白い。
夢をかなえるゾウ by水野敬也
ドラマ化や映画化もされた、笑いありのエンターテイメント自己啓発書。2008年の大ベストセラー。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・現実を変える方法は、知ることではなく、行動して経験すること。
→成功しない一番の要素は、「人の言うことを聞かないこと」
→やりたいことが見つからないやつは、99%何もやっていない。体感していない。
→やらずに後悔していることを今日から始める。
→ほんの些細なこと行動でも、動けば必ず何か見つかる。
→自分で思うより全然、自分は自由。自由に生きて良い。
・何かをやめてみる。
→自分の器(24時間)から要らないものを捨てる。
→何かを手に入れるには、相応の代償を払う必要がある。
→意識を変えるのではなく、環境を変える(テレビを捨てる、会う人を変える)
・人の長所を盗む(学ぶ)
→サム・ウォルトン「自分のやったことの大半は他人の模倣だ」
→ジョブスを評して「彼は人のアイデアを盗む天才だ」
・毎日感謝する。
→身近な人を喜ばせる。神様にお礼を言う。募金をする。
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編集後記
やらずに後悔していること今日から始める。ための環境を作ることから始める?って、すでに言い訳感がすごい・・・(笑)。現実でも、できる人の行動力が半端ないからね。まずは家族、神様、周りの人に感謝することを毎日忘れないようにしよう。
道は開ける byデール・カーネギー
姉妹書「人を動かす」ともにべストセラーの世界的名著。あらゆる人間に共通する「悩み」の実態とその克服法を記した再読必須の1冊。
刺激をいただいたフレーズは、次のとおり。
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・今日一日の区切りで生きよう。
→明日のことは配慮すべきであるが、心配には及ばない。
→明日のことは、明日の自分が考える。一日の苦労は、その日だけで十分だ。
・起こりうる最悪の事態を想定し、やむを得ない場合受け入れる覚悟をもつ。
→①問題点は何か②その原因は何か③解決策の選択肢はいくつあるか④判断と実行
・疲労の三大原因は、「悩み」「緊張」「感情の混乱」である。
・疲れる前に積極的に休息する。目をつむり1分間やすむ。
・誰かに悩みを聞いてもらう。ただただ聞いてもらう。
・われわれの人生は、自分の考えが作り上げるものである。
・刑務所の鉄格子の間から2人の男が外を見た。1人は泥を眺め。1人は星を眺めた。
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編集後記
「1日の区切りで考える」―簡単なようで、簡単じゃない。憂鬱なことは休日でも考えてしまうよね。明日の自分に任せる癖をつけよう。今日の自分を癒そう。星を眺めよう。